『adidas』 “マイクロペーサー” が現代に甦る スニーカーとデジタルが融合し近未来を予感させた80年代の名作ここにあり

この記事はこんなヒトにおすすめ
  • バックトゥザ・フューチャーを見るとワクワクする
  • シルバー・メタリック色をコーディネートに取り入れたい
  • 街ゆくヒトに「何それ?」って顔で、ガン見されたり、話しかけられてみたい
Sana

今日は中古靴だね、衝動買い?

Hico

普段中古靴は買わないんだけどね、急に場外から飛び蹴り食らった感じというか。衝撃波な一撃でついつい・・・

Sana

古着系は衝動買い多い傾向ね、前もそうでなかった?

Hico

古着はセレクト以上に出会いを大切にしてるね、運命的なご縁みたいな・・・ので、即買いが基本。次に出会える可能性は低いからね。

以前の古着購入レポはこちらにあります。『L.L.Bean』の謎柄アウター

目次

<アイテムレビュー>名作 “マイクロペーサー” について、ぶっちゃける

購入した商品は?

  • ブランド:adidas
  • アイテム:Micro Pacer OG/マイクロペーサー OG C75569(中古品)
  • カラー:シルバーメタリック・ブライトレッド
  • 購入時期:2024年7月
  • 発売当時の参考価格:28,600円
  • ショップ:吉祥寺のとある古着屋さん

マイクロペーサーのノスタルジックな世界観

1984年ロサンゼルスオリンピックの開催にあわせて発売されたハイテクスニーカー。最大の特徴は、adidasが史上初となるデジタル技術を採用したこと。

左足甲部分がポケット仕様となっており、マイクロコンピュータと液晶ディスプレイが配置されています。時計・万歩計・ストップウォッチ機能が埋め込まれた(当時としては)贅沢且つ画期的な機能。

そして宇宙服やロボットを連想するシルバーメタリックなデザインがまた萌えます。

「未来はきっと明るく便利な世の中だ」と予感させます。

adidasが描いた近未来の姿にデジタルとデザイン双方から当時の人はきっと胸が高鳴ったはず。今でいうところのApple Watchはじめとするスマートウォッチが足元にいるくらいの感覚だったのかもしれません。

そして2024年現在、答え合わせするまでもなく。。当時描いた夢物語では想像できないくらいに世の中は進化を続けています。マイクロペーサーのデジタル仕様は、現代においては残念ながらチープな位置付けであるのは否定できないでですが、それがまたノスタルジックな世界に我らを誘うのです

Hico

初代ファミコンのアナログさが逆にウケて現在よく売れてるのと近い感覚なのかしらね

デザイン的にも’ダサカッコイイ’(が褒め言葉か微妙なところだが・・・)というワードが妙にハマるー。

尚、ファーストモデルは1984年当時の価格で58000円。流通の課題も多くあったらしいが、世間的にはなかなか手が届かない高価格帯。あっという間に市場から無くなった「幻のスニーカー」と言われています。

誕生30年+10年経過・・・そして、28年ロス五輪への期待

2000年の復刻モデルや限定コラボ等にも意欲的で、世間の注目を集め続けるスニーカーである事に間違いはないですがが、本アイテムは1984年の発売から数えて30年を記念したアニバーサリーモデルとなります。

ファースト同様のオリジナルカラーでの復刻。メタリックなシルバーカラーとブルーのスリーストライプ。本体には上質なレザーを使い、EVA素材のクッションとアウトソールを装備している。

Hico

オリジナルカラーは文句なしで格好いいね

Sana

復刻の2014年からでも既に節目の10年経過してるけど、なかなか良いコンディションだったとか

Hico

そうだね、だいぶキレイな方。。その割にお値段も良心的な感じで譲り受けれたので、ラッキーです

Hico

パリ五輪の最中ですが、4年後はロス五輪。記念モデルとかリリースされたらいいなって(淡い期待)

Sana

おー、確かに!なんか縁を感じるね。楽しみ♫

<ブランド紹介>adidas Originals/アディダスオリジナルってそもそもどんなブランド?

adidasは言わずもがな・・・と思いますが。。ロゴの意は知らぬ人もいるやもしれないので必見です

トレフォイルロゴがシンボル

1949年創業のadidas社の別レーベルとして2001年にストリートスポーツウェアブランドを柱に立ち上げ。1972年から95年までの間、adidas社のカンパニーロゴだったトレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)を冠にし、アスリートのために開発された商品や現在のトレンドを反映した新作や復刻モデル、コラボ商品等を多くのプロダクトを手掛ける

公式オンライサイト:https://www.originals-shop.net

古代ギリシャでは祭典時、勝利者に月桂樹の冠が授与されていたが、まさにそれがモチーフ。「常に勝利を目指す世界中のアスリートに製品を提供するブランド」というメッセージが込められているそうです。※トレフォイルはドイツ語で三つ葉の意。

adidas社についてはこちらでも詳述

ある夏の日のルームウェア 〜ライムがターコイズに恋をして〜 ②ある夏の日のルームウェア 番外編

<コーデ録>本日のアイテムを使ってコーディネートしてみる

「コーデ」ィネートの記「録」と「ログ」(思い出)を残す

コーデ録Vol.40:ネイビー×シルバー

本日のコーデ録は下半身のみ。

実際に履いてみました。

シューレースも付属しておりましたが、マジックテープのみで着脱する方が格好いいかなーって思い、、シューレースの取り除きを画策中。

シルバー系には寒色が相性良しで、ネイビーカラーで且つ細めのシルエットは最強の組み合わせです。

マジックテープはこんな感じで、パカっと剥がせます

コーデアイテム        

CCP/シーシーピー:ストレッチパンツ

Sana

ん?自転車?

Hico

えっ(ドキドキ)

<おまけ推し①>シワなしでコンディション良好

中古靴ってどうなん?

洋服いわゆる古着はよく着てたんですが、中古のスニーカーってあまり経験したことがなく。。

今回の購入きっかけはマイクロペーサーに一目惚れってのが大きいですが、さほど使用感が少なくコンディションが良かったところも大きいです。

Hico

個人的には超レアスニーカーでも使用感があるとちょっと苦手です。。

中古靴のチェックすべきポイント
  • シワ、いわゆる履き皺が目立たない(特にレザー系のシューズの場合)
  • 汚れや色褪せの度合い
  • ソールの擦れ具合。汚れは許容すべき。

ぱっと見の良し悪しが重要と思いますが、あえて購入時にチェックすべきとしたら上記のようなところ。

今回購入のマイクロペーサーはソールのみ汚れがあったのですが、逆に汚れ具合から察するに数回しか履いてないよねと想定しました。ソールでチェックすべきは擦れですかね。車の走行距離同様に歩行距離が推測できます。

ソールはいずれにせよ汚れる箇所。過度に気にしないように
Hico

目立ったシワもソールの擦り減りもなく、使うべきか悩んでしまう。。

<おまけ推し②>アーカイブ特製プレートが熱いふ

たかが厚紙、されど厚紙。それが刺さるんです

最後は恒例のおまけ推しです。

知らぬ人にとっては、たかが厚紙のカラーパネルかもですが・・・。その’たかが’が、嬉しい。

そうです。こちらファーストモデルのカラーパネルなんです。アーカイブ特性プレートと呼ばれております。

Hico

さすが30周年アニバーサリーモデル

Sana

中古品で、このプレートが入ってるのは貴重かもね

Hico

本体のシューズ同様に丁重に取り扱わせて頂きます!

商品タグとか説明書まで付属してました
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