ドメブラ『POLIQUANT』と『WILD THINGS』のコラボ。機能素材を駆使する両ブランドが仕掛けるダウンジャケットは多彩な表情を魅せる

この記事はこんなヒトにおすすめ
  • 一枚着で安心なガチな冬アウターを探してる
  • 冬のアウターはダウンジャケットと決めてる
  • 定番ダウンジャケットも良いけど、一工夫欲しいなって思ってる
  • 最新の機能素材ものに興味ある
  • 美味しいとこどり、コスパ良しのコラボアイテムが好き

11月まではさほど寒さを感じずでしたが、12月も折り返し週に入ってから、急に寒くなってきました。

Sana

寒い(プルプル)。。沖縄生まれの私は冬が苦手よ。。

Hico

ちょっとしたお出掛けとか億劫だよね。そんな寒々しい気候に合わせて、ホットなアウターを紹介です。これがあれば冬も乗り切れる!

Sana

新しいアイテムは心躍るのよね、楽しみ

目次

<ブランド紹介>POLIQUANT/ポリクアントって、そもそもどんなブランド

本日紹介のアイテムは「ファッション愛を叫ぶ」初登場。日本発信・ドメスティックブランドになります。まずはブランド紹介からどうぞ

Hico’s memoPOLIQUANTってどんなん?

POLIQUANT/ポリクアント

デザイナー杉田純一氏が2015年にドメスティックブランド「POLIQUANT」を設立。90年代に勃興した裏原宿とストリートカルチャーが杉田氏の服作りの原点。杉田氏は高校卒業と同時にイタリアミラノへ留学。帰国後は国内デザイナーズブランドの「ロエン」に師事し「4年間住んだミラノを起点にしたグローバルなメンズブランドを目指したい」と念願の独立。ミラノ・パリ等にて販路を築き、上海・香港等のアジア圏にも拡大。ワイルドシングスやグラミチ等のオーセンティックブランドやストリート系フットウェアブランドのグラビス等、ジャンル問わずコラボレーションを展開している。尚、「POLIQUANT」は「POLITE」と「PIQUANT」の造語。洗練・上品・小粋にそそる的な意味合い。

公式サイト:https://poliquant.jp

<ブランド紹介>WILD THINGS/ワイルドシングスって、そもそもどんなブランド

WILD THINGS/ワイルドシングスは、過去投稿の中で紹介してます。偶然にも今回と一緒、コラボアイテムでした。

今年も着ちゃうけど何か?『WILD THINGS』『South2West8』『TENBOX』etc…ブランド名が気になるそこの貴方、正解です。今日のコーデテーマはコラボ、錚々たるブランドの顔ぶれに身が引き締まる。

<アイテムレビュー> POLIQUANT × WILD THINGのコラボダウンをぶっちゃける

購入した商品は?

  • ブランド名:POLIQUANT/ポリクアント × WILD THINGS/ワイルドシングス
  • アイテム名:E.C.W.C.S. GEN23 COLD WEATHER HOODED PADDING JACKET 
  • 定価:72,600円
  • サイズ:L
  • 色:グレイオリーブ

購入きっかけ?

都内に住んでると、今日は寒いぞって感じる日は思ったより多くない。地下通路や移動手段等インフラ整備が進んでるおかげです。

そんな理由もあってか、真冬のガチアウターを最近はあまり好みません。(若い時はあれいい、これいいと今年のコートはこれで決まりって毎年必ず購入してましたが、それも遠い記憶。)

Sana

Hicoのアイテム見渡すと春秋着こなせるアウター類は多いけど、冬用ガチコートとかダウンほぼ見かけないね

Hico

そうなの。満員電車とかクローゼットでも嵩張って幅取るし、結構重いアイテムも多かったりするんでね。。

とはいえ、時折季節も感じたい!真冬用ガチアイテムないのも不安ですし、数年に一回ペースで購入を心掛けてるってところですかね。

そんな周期の中だとガチな定価だとなかなか手がでないのですが、昨年ファイナルセール期に翌年を見越して、購入しましたよ。(コートに限らず、セールアイテムの常套手段ですが・・・)

Hico

急激に寒くなってきたので、機が熟した感じです

購入アイテムのストロングポイントは?

POLIQUANT × WILDTHINGS コラボダウンの推しどころ
  • 機能素材のPRIMALOFT(プリマロフト)を使用。保温性に加え、撥水性に長ける
  • ファスナー調節と、フード取外しでアウターの表情が変わる
  • 身幅・袖幅がビッグシルエットでリラックス感あり。フラップポケットもバランス良し
  • おまけ推し的なちょっと嬉しい一工夫が満載の優れもの

❶−1 機能素材PRIMALOFTとは?

本アウターの袖口にてバッチリ目立つPRIMALOFT(プリマロフト)

こういったロゴ訴求で連想するのはGORE-TEXやVibram等少数で、ブランドと対等に渡り合える一部のメーカーならでは。相互にメリットがあってWINWINを構築しているわけですね。

Sana

これだけ主張してるのを無視するわけにはいかないよね

Hico

ですね。本ブログ「ファッション愛を叫ぶ」は自身のアイテムを通してブランドや生地素材の事を紹介するが基本スタイルですからね

PRIMALOFTは人工羽毛のことです。ダウンに匹敵する優れものとして期待されております。

以前投稿した中綿の部類ですね。 中綿ベストって何でしょ?ダウンベストと違うの?秋コーデに重宝するベストのあれこれ、知ってるようで知らない豆知識を紹介します!

当初は米国特殊部隊や陸軍、海軍等の寒冷地用素材として使用されていましたが、現在では寝具や衣類等の一般用途にも広がり、高級ダウンの代替素材として多くの名だたるブランドメーカーが取り扱いをしております。

PRIMALOFT(プリマロフト)公式サイト:https://primaloft.com

Hico

海外サイトなのですが、Technologyとか・・・何となく知ってる単語が多くって、わかりやすいサイトですよ笑

❶−2 PRIMALOFT仕様のダウンを羽織った感じは?

雪山ではないので保温性を素直に伝えられないのが残念、、街使いレベルでは全く寒さを感じません。表地、裏地ともにふんだんにPRIMALOFTを使用しているので、この冬の最低気温で寒いですって言う日も、苦がなく過ごせそうです。

実際の研究レベルにおいても水鳥の羽毛構造を参考にし、様々な太さのポリエステル繊維を独自配合しており、天然ダウンに匹敵する保温性が実証されているそうです。

また、機能素材の紹介において撥水力を忘れてはいけません。北国生まれの私は雪を当たり前のように体験してきました。濡れ雪なんかだとビショビショになって心が折れかける。そんな時に撥水を武器にしてるアイテムは嬉しい限り。

加えて通気性も高いので自宅洗濯も可能。ダウンと違い水に濡れても保温性が担保できる点は最大の魅力。耐水性はドヤれるポイントでしょう。

Hico

そんなPRIMALOFTを黎明期より着目してたWILD THINGSもさすが。なかなか縁深いみたいよ

最後に軽量性に関して。

PRIMALOFT自体は軽量性も売りにしてると思いますが、本アイテムは後ほど紹介しますが、フラップポケット、ダブルファスナー等をデザイン仕様として配備してます。その為、軽いって唸るほどでは無いと言うのが本音ですかね〜。

❷−1 アウターの表情を変える フード編

フードは、取り外した方がよりスタイリッシュには見えます。

Sana

フード有無でだいぶ印象が変わって見えるよね

都内の通勤や日常使いがメインの人は、取り外したほうが野暮ったさはないし身軽な感じはしますが、ここぞという日はフードを装着してヌクヌク感を味わってください。

Hico

ガッツリ目のフードでマフラー感覚ですね

❷−2 アウターの表情を変える フロントファスナー編

もう一つ面白い仕様としては、フロントファスナーの着け位置で身幅調整が可能で、さり気なく表情を変えてくれます。前述のフード取り外しもそうですが、他にリバーシブル仕様で表情を変えるアイテムは数多ありますが、フロントファスナーの位置でってのはなかなか珍しいですね。

変形ダブルのファスナーになってるのをすっかり忘れてました汗
Hico

ファスナー固いなって焦っちゃいましたが、単なるスライダーのサイズが違うってオチ。。恥

と言う感じで、フード取り外しとファスナー位置の調節でいろんな表情が楽しめます。

Sana

確かに並べると表情の違いに気づく。

❸ビックシルエットにフラップポケットがはまる

両腕、両脇腹に配置されてるフラップポケットがデザイン性を後押しします。実際両腕のポケットって使い道あるのかってのも本音ですが、全体的にリラックス感あるシルエットですので、このポケット有無でデザイン性のレベルが数段違って見えると思います。

Sana

フラップポケットが無いと、のっぺりした印象になりそうね

尚、ダウンを羽織る以上は着膨れシルエットになりがちなのですが、それは許容せざるを得ないかなーなんて思ったり。。

Hico

そんなダウンの着膨れの対処法について、次回投稿で少し触れてみたいと思います。

<おまけ推し>ちょっとした一工夫が満載で嬉しい

Sana

おまけ推しがいっぱい。4個もあるのね

おまけ推しの壱 なぜ赤いのだ?

フード調節するループが赤色なのが何とも憎らしい仕様。ここは好みがわかれるところかもしれませんが個人的には推しポイント。

しかしなぜ赤いのか?これはデザイナーの遊び心か。。茶目っ気演出なんて良いじゃないかーって。

Hico

赤好きな私のために作られたアイテムなんじゃないかって錯覚しちゃうわ笑

おまけ推しの弐 機能とデザイン性を高める

袖部分に配置されてるスナップボタン。PRIMALOFTの保温性を維持するためには密閉空間は必須機能。通常のゴム仕様の袖口より、デザイン的にもアクセントになってクールです。

おまけ推しの参 さり気なくサイドポケットが良いんです

フラップポケットはデザイン的には良い感じでちょっとしたアクセントになりますが、実際の使い勝手となるとそれは別な話。。

フラップポケットと別に、さり気なくサイドポケットが配置されていて、これが手を突っ込むのに最適ちょっと寒い時とか有難いんです。

この隙間、、見逃すなかれ
Sana

確かにフラップ(蓋)って、実用的でないかもね、手を突っ込む時少し邪魔なのよね

Hico

そうなのです。
自然に手突っ込んでたんだけど、自然すぎて見過ごすところだったよ笑

おまけ推しの肆 ほんわか優しい配慮

また前述のポケット内部もそうなんですが、フード、襟、ポケットと肌と直接触れ合う3箇所全てが中綿(おそらくPRIMALOFT仕様)になってるのは優しい配慮。ナイロン特有のガサつきもありませんし、汗等による汚れや水気も防ぎ、着心地も良いです。

着用して初めて気づくお見事な仕様です。

Hico

個人的には一番素敵だなって思った部分。着用する人への配慮が嬉しい。声高く訴求したいストロングポイントです

<編集後記>一年のブログ納め

POLIQUANT × WILD THINGSの一押しなコラボアイテム、いかがだったでしょうか?気持ちが入りすぎてモリモリな内容になってしまいました汗

今回は時間の都合もあって<コーデ録>については省略しましたが、次回ダウンの着膨れ対策編(仮称)で本アイテムの<コーデ録>を予定してます。

私のスケジュール的に、本投稿で年内ラストの可能性高いなと。。読者の方には感謝しかありません。この一年は読者の力添えがモチベーションの源泉になりました。

来年も良きアイテムに出会ってオシャレができて気分も上がる・・・そんな最高の一年を過ごせるようお互い頑張りましょう。来年もよろしくお願いします。

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