パパ世代におすすめ!正統派チノパンを自然に穿きこなす。オールジャパンメイド『Barnstomer』の魅力

この記事はこんなヒトにおすすめ
  • 30〜50代のお父さん・パパ世代だって、気楽におしゃれがしたい
  • 体型が気になる!でもダボっとしたパンツは苦手、スリムに履きこなしたい
  • アメトラ好き。おっ、通だなって思わせたい

「オシャレは我慢」街行く人のファッションチェックで有名だったピーコさんの代名詞的な台詞。頻繁に聞いてたし、自分でも使ってたような気がするが、最近はそんな時代じゃ無くなった。

着心地より見た目を重視したりとか、寒いのに薄着みたいな・・・そんな我慢を強いる時代が懐かしい。

現代はむしろ我慢しない・ストレスフリーな令和ファッション。

Hico

本日紹介は我慢せずナチュラルに、でもスタイリッシュに魅せられるアイテム。お父さん世代に知ってほしいブランドなんです!

Sana

HICO’S CLOSETでは初登場の「Barnstomer」。ブランド紹介からどーぞ

目次

<ブランド紹介>Barnstomer /バーンストーマーってそもそもどんなブランド?

出典:公式サイトよりhttps://www.barnstormer.tokyo

Hico’s memo(ブランド紹介)

ブランド名:Barnstomer/バーンストーマー

1977年創業で日本で初めて国産チノパンを作りあげたブランド。当時からアメリカと同じクオリティを再現するために、生地に使われる糸の質、工場のミシンの種類、複雑な工程を行える職人にこだわっていた。一時ブームとなるも2000年頃に活動休止。それを現代で復刻させるべく、当時のスペシャリストたちに声をかけ待望の復活。アメリカントラッドを追求、そして現在も発信し続けている。リブランドしたのは現デザイナー兼ディレクターの海老根モンロー氏。

公式サイト:https://www.barnstormer.tokyo

Sana

創業は誰なんだろ?

Hico

海老根モンロー氏のお父さんが創業で・・・

Hico

70年代当時チノパンという言葉自体定着してなかった時代にアメリカントラッドをこだわり抜いたレジェンドだね

Hico

ちなみ・・・バーンストーマーの由来は、アメリカの曲芸飛行士が由来だそうだよ。

Sana

ブランドタグに描かれてる飛行機はそういう事ね

バーンストーマーの夢物語

前述のブランド紹介、さらっと纏めちゃいましたが、実は凄いんです。少しだけ紹介を続けます。

1977年アイビー全盛の最中、日本でのインポート品への需要が増し、全国の専門店でチノパンが取り扱われ80〜90年代に爆発的にヒットしたのがバーンストーマーのはじまりで、日本初の国産トラッドメーカーとして‘パンツのバーンストーマー’と言われるようになった。

Hico

バーンストーマー取り扱いの専門店のひとつにはセレクトショップの元祖ともいうべきSHIPS等も名を連ねてる。
SHIPSは先代より色濃く縁があるショップなのです

憧れからはじまったメイドインジャパンのこだわりパンツのデキは想像以上で、なんと気がつくとアメリカのメーカーがバーンストーマーを買い付けにくるという夢物語に進化していく。そして2014年に夢の続きが訪れる。一度活動休止していたブランドだが、根強いファンの期待にこたえ復活を遂げ現在に至る。

モノづくりへのこだわりが日本を強くし新たな伝統をつくる。

ファッションに限らず衣食住の文化、芸術、スポーツ、宗教と日本に流れ込んできたものは独自の発展を遂げ、元祖を凌駕する例も多い。バーンストーマーのストーリーも相当のもの、例外ではないと感じた。

アイビー:アメリカのトラディショナルファッションのひとつ。アメリカの大学のフットボールの「アイビーリーグ」の学生たちが好んで着ていたファッションが由来。代表的なイメージとして、紺ブレ、ボタンダウンシャツ、ローファー等が挙げられる

<アイテムレビュー>Barnstomer /バーンストーマーのドレスチノについて、ぶっちゃける

購入した商品は?

  • ブランド名:Barnstomer /バーンストーマー
  • アイテム名:Barnstomer Nop ドレスチノ 1001P
  • 定価:19,580円
  • サイズ:2
  • 色:カーキ(表記はカーキですがベージュの方がイメージしやすいです)

こちらブランド定番のドレスチノになります。

チノパンのイメージって・・・

今回チノパンを購入するに至りましたが、買うまでの経緯を少しだけ触れときます

馴染みのセレクトショップでチノパンを見かけて、久しく穿いてないなーって思いつつこんな事を考えてました

チノパンのイメージ

  • チノパン=ベージュ
  • 野暮ったい感じがする
  • おじさんやオタクが穿くイメージ

なんとなくではありますが、チノパン・・・良いイメージがありません。大量既製品が安く購入できる故に、不特定多数の人のなかで定番化してしまい軽んじられてしまっている気がします

私もまだおしゃれに目覚めてない若かりし頃は・・・

Hico

パンツといえばデニムかチノパン。。ベージュのチノパン穿いてれば無難でしょ的な。。

って感じでシルエットとか気にした事ありませんでした。

Sana

皆が穿いてる安心感ってあるかもね

購入したきっかけは?

そんなチノパンのネガティブ発言をショップ店長さんにつぶやきつつ、「いやいや、騙されたと思って一度穿いてみたら?」って言うもんで。フィッティングルームにいるついで促されるまま、穿き替えてみました。

なんと・・・!?チノパンの野暮ったさイメージ大払拭。

普通に格好いい、そして穿きやすい。

太めチノ自体は若者トレンドかもしれませんが、ダボっとしてる感じが個人的に苦手。。細めチノは、チノ特有の堅めの生地感がちょっと苦手で、長年避けてたところ。。

イメージとのギャップにやられ、大人っぽいシルエットに見惚れる

値札チラ見で許容範囲である事にホッとしつつ、購入導線に流れていきました。ものの見事にチノパンが圏外から一気にランクイン、ど真ん中に刺さった瞬間でした

パパ世代にお薦めする理由① ”穿き心地”

1950年代の軍パンのチノクロスをもとに当時の糸の微妙なムラ感まで再現している本アイテム。

ここからはアイテムレビューという名のお父さん世代へのお薦め理由を記述していきます

お父さん世代を唸らせるストロングポイントの一つめとして履き心地の良さをまず挙げたいです。(前述の購入きっかけ同様になってしまいますが・・・)

デザインはスラックス縫製で、後ろ腰部分と股にガゼットが入りゆとりを持たせる事で、腰回りがスッキリし細身なのに窮屈感がない。一方スラックス仕様でよくあるテングを配する事でフィット感も増します。

パパ世代にお薦めする理由② ”極上シルエット”

現在の一般的なチノパンは強度を高めるために直線的で巻き縫いにしたジーパンと同じ作りなのに対し、本アイテムはスラックスのように縫い代が多く体に沿った綺麗なカーブで作られている。センタープレスも嬉しい限りで脚長効果も期待できる。

ゆとりはあるけど、細くそして美しく魅せる極上のシルエットを生み出しています。

Hico

これら①②がHico最大の推し理由!

シルエットが一番わかるのは公式サイト。拝借です
Hico

シルエットのカーブがブランドの生命線。こういった縫い方をチノパンでやってるところはないそうです

Sana

なかなか奥が深いのね。穿いてみた感じはどうなの?

Hico

穿いてるのがイメージ湧くよねって事で・・・。こんな感じです

Hico

太すぎず細すぎず、まさに体のラインに沿って、しっくりくる!

Sana

日本人の体型を意識したフィッテイングを追求してるみたいね

Hico

細身の割に股上は深めで楽に履けるのが、本当嬉しい

Hico

しいていえば・・・丈が気持ち長めなのが惜しい涙

Sana

うーん、もう身長伸びないしね。。残念

一つ補足ですが、センタープレスは洗濯と共に消えてきます。定期的にアイロン掛けがお勧めです。

Sana

その一手間が大事。料理と一緒だね

パパ世代にお薦めする理由③ ”裏地のおしゃれ美学”

裏地の職人仕立ても負けてません。スラックス縫製によくあるマーベルトが嬉しい。これがシャツインする人にとって有ると無いでは雲泥の差。シャツのはみ出しを防ぐ必須機能です。

又、ポケットを補強する袋布やコインポケットがまた嬉しい。「忍びポケット」と呼んでるそうですが、こういう細部にも手抜きがないのが良いですよね。

Hicoはずぼらな性格で、(小銭じゃらじゃらはないですが)ポイントカードや自転車の鍵、レシートとか、ちょっとしたモノをポケットに入れちゃうんですよね。そこであれっ無いみたいな一瞬冷や汗をかく。

必須かというとそうではないですが、あれば安心、確実に使用する、嬉しいスペックです。

Sana

袋布の生地はネイビー。バーンストーマーのカラーだそうです

Hico

大谷のドジャースカラーかと思った・・・

Sana

・・・

パンツの機能面やシルエットだけではなく裏地からもスペシャリティな職人技が伝わってくる、お父さん世代に是非ともお薦めしたくなる逸品です

今回投稿のスラックス縫製のドレスチノは奥深いです。別投稿に専門用語等まとめてみたいと思ってますので、良かったらそちらもご覧ください。

<コーデ録>本日のアイテムを使ってコーディネートしてみる

「コーデ」ィネートの記「録」と「ログ」(思い出)を残す

コーデ録Vol.30:ベージュ×ネイビー×ホワイト

全体をスタンダードカラーで纏めてみました。

ベージュ系チノなのでコーデには苦労しないはずなんですが、なんとなく今の気分がネイビーでした。

休日のお父さん感出したかったんです。ちょっと近場の公園で家族でピクニックみたいな。

初夏を思わせる爽やかコーデがいい塩梅、暑い日はホワイトTで潔く一枚着も良かです

コーデ録Vol.31:ベージュ×ネイビー×グリーン

もう一丁、ネイビーで。

スラックス仕様のチノパンなので紺ジャケで気持ちビジネス寄りをしつつも寄せすぎず。HICOコーデ流ではカジュアルとの中間を意識です。

本当はですね・・・アイビールックを折角なのでって思いましたが、私の所持アイテムでは無惨にも・・・無理があったー涙

その他ギャラリー

記事にしとくべき、その他バーンストーマのこと

チノパンってなかなか奥深い。まだまだ書き記したいがそれはまた別機会に。最後は恒例のおまけ推し。

<おまけ推し①>ジッパーもアメリカにこだわる

ブランド設立当初のアメリカへの憧れの思想そのものにジッパーにも強いこだわりが感じられます。

ジッパーはUNIVERSAL(ユニバーサル)。アメリカのジッパーメーカーになりますが、かつてはアメリカでしか取り扱いがありませんでした。現在は日本が誇るYKKブランドに引き継がれており、日本国内でも生産されています。

Hico

とはいえ、こういったクラシックなディテールにファンは萌えるよね

「UNIVERSAL」表記は字が潰れて見えないと思いますが、「YKK」表記でないのは確認できるかと。。

<おまけ推し②>フリーマガジン「編集長」

今回はたまたまセレクトショップで頂いた小冊子をご紹介。

その名も「編集長」。スタイリストの梶雄太さんが編集長、バーンストーマーは協賛というカタチです。ブランドのこと、チノパンのこと熱く語られてます。

Vol.1ということですが、バーンストーマーブランドを展開しているショップにて配布中です。モンローさんもちろん顔付きで登場してます。

編集後記

樹木の年輪のようにお腹まわりは年々厚みを増し、恰幅が良くなっていく今日この頃。でもお酒とご飯を抑えられないのだ。えーい屈する事はない。食べたいもん食べ、飲みたいもん飲めば良いじゃないか。

いつだって格好良く穿きこなせる魔法のパンツ、そう、Barnstomer/バーンストーマーとを入手する最強魔法を知ったのだから。

目次