MOUT RECON TAILOR(マウトリーコンテイラー)の2回目投稿です。
この秋冬にヘビーローテしまくってる激アツのハードシェル(アウター)の紹介だね
- ブラックコーデで格好良くなりたい
- 軍モノアイテムに興味がある(逆にちょっと苦手意識がある人もウェルカム)
- 洋服はデザインはもちろん、うんちく(ストーリー)も好きだ
- 高価でも質の良いアイテムを探してる
MOUTのアイテムは主張すべきこといっぱいあるので、頭がグルグルしてます。。
文章長めだけど・・・お付き合い下さい
<アイテムレビュー>MOUT RECON TAILORのハードシェルについて、ぶっちゃける
購入した商品は?
- ブランド名:MOUT RECON TAILOR(マウトリーコンテイラー)
- アイテム名:Shooting Bomber Hard Shell MT-1301
- 定価:154,000円
- サイズ:46
- 色:ブラック
- 購入時期:2023年9月
Shooting Bomber って名前、かっちょえー
うわ、お値段びっくり
お値段以上”MOUT”
いやいやこれマジで言っておりますよ。「お値段以上ニ◯リ」に負けないMOUT。
随所にこれでもかってくらいのこだわりギアが搭載されており、確かに高いんですが・・・納得のいくアイテムです。整理がてら纏めてみた結果が下記です。
- デザイン:”Shooting” であり “Bomber”
- 素材・生地:コンセプトは「マツボックリ」”Shoeller C.Change”
- 加工・処理:(同じく)コンセプトは「ハスの葉」 “Nano sphere”
- パーツ1:強度最強 ”Zip Line”
- パーツ2:右に “PALS”、左に “Velcro”
大きくドヤれそうなポイントを5つに絞ってみましたので、これに沿って説明していきます。
“”が全部横文字!
謎だらけのキーワード、狙ってみました笑
❶デザイン:”Shooting” であり “Bomber”
“Shooting Bomber” 改めて名前格好いいんですが、デザイン的な要素としては、贅沢なことにシューティングジャケットとボンバージャケットの二つの要素を融合した良いとこ取りなハードシェルとなります。
最大の特徴は圧巻のマルチモジュラーポケット。これでもかと言わんばかりに多数のポケットがフロント内側の両面に敷き詰められており、これぞシューティングジャケット、ピストルや銃弾を配するシューター(狙撃手)を彷彿させる。スマホ、イヤホンはじめとする小物類の収納に便利で、現代人の都市生活を強力にサポートしてくれる。
肩や肘の衝撃パッドは排除することでシューティングジャケットにおける「いかにも感」を無くしつつ、王道のMA−1に代表されるボンバージャケットのテイストで再構築した逸品となります。
ちょっとしたバッグより収納力高そう。バッグ要らずよね
❷素材・生地:コンセプトは「マツボックリ」 ”Shoeller C.Change”
スイスのShoeller社の特殊高機能素材”Shoeller C.Change”を採用してます。
“Shoeller C.Change”の最大のストーリーは湿度の高低差で自動開閉するマツボックリの性質に着想を得て開発された自動透湿コントロール機能を配している点。
過酷な雪山等、悪天候での使用を想定するハードシェルだけに、それ以外にも軽量で完全防水、4WAYストレッチと穴が見当たらない素材です。
Shoeller(ショーラー社:革新的な高機能素材を開発し続け、スポーツアパレルはじめ多くの企業に賞賛されている1868年創業のスイスの老舗素材メーカー
マツボックリの自動開閉:湿度が高いと閉じ、乾燥すると開く性質を持っている。空気が乾くとカサが開き中の種子が風で運ばれる。雨の日で空気が湿っているとカサも開かず種子も飛ばない。尚、約1時間ほど水の中で浸かるとカサが閉じる
❸加工・処理:コンセプトは「ハスの葉」 “Nano sphere”
ここまででも十分すぎるスペックな訳なんですが、同様にShoeller社の技術で “Nano sphere”(ナノスフィア)という特殊表面加工がされているのも魅力のひとつ。
ハスの葉の表面撥水能力を模倣した特殊な処理を表面に施すことで撥水性と防汚性を高めているのです。こちらはハチミツやケチャップ等の調味料が張り付いても水で洗い流せるそう。
強いて弱点をあげるとすれば撥水の耐性。クリーニングは50回くらいが目安とのことだが、シーズン通して年2回のクリーニングとして25年持つわけで、あまり欠点にはならないか笑
ナノスフィアはナノテクの”ナノ”なわけですが、アパレル界でも応用されてるんだね
ハスの葉の撥水性:初夏から秋にかけて水辺で大きな葉を浮かべ優雅に咲く花。そのハスの葉には強力な撥水性があり、水を全く染み込まない。葉の表面の凸凹(デコゴボ)の特性で、水を弾き、汚れや菌の繁殖を抑制している。耐久性がないことが欠点で、擦ったり引っ掻いたりするとその特性は失われてしまう。
❹パーツ1:強度最強 “Zip Line”
フロント部のポケット、両脇のベンチレーション等も魅力ではあるもののこの項の主役はその各所のジッパーの引き手。
米軍の装備品にも採用されているITW Nexsus社の”Zip Line”。柔軟、軽量の樹脂製タブで一見耐性が無さそうに見えるものの実は30キロ以上の負荷強度を誇る。
指の形をトレースし摘み易さを意識し、又、樹脂製だけに金具音を抑制する効果もあり、それもまたミリタリー感があって心憎い仕様である。
ITW Nexsus社:米国を拠点にミリタリー製品用のプラスチックバックルやループ等を展開する企業です
❺パーツ2:右に “PALS”、左に “Velcro”
おまけ推しを兼ねての項ですが、右袖は”PALS”システム、左袖には”Velcro”(ベルクロ)を採用し、MOUT純正のホルスターやお手持ちのポーチを拡張することが可能。
ここまで様々なポケットを擁するハードシェルにポーチは不要と思われ、個人的には純正のレザーパッチを配し、更なるハイエンド感を演出しております。
<コーデ録>本日のアイテムを使ってコーディネートしてみる
同ブランドでの上下コーデはそりゃ最強ですよねって思うんですが、自分のイメージしたコンセプトでコーデを考える、そして自分はもちろん相手もハッピーな気分に誘う。これぞコーディネートの醍醐味ですよね、いざコーデ録スタート。
「コーデ」ィネートの記「録」+「ログ」(思い出)を残す
2月もヘビーローテ中のShooting Bomberですが、フロントジップを閉めてしっかり寒さ対策(東京の冬くらいならいける感じです)
meanswhileのネックウォーマーを装着する事で、ミリタリー感とハイテク感をダブルUP。まるでMOUTの純正パーツのようなALL BLACKコーデです。
ネックウォーマーが生地の特性上グレイカラーにも見えますので、足元をグレイのベルクロにさり気なくチェンジ。
柄ものモノトーンコーデをMIXして、重苦しさが出ない程度のバランスを意識してみました。
MA−1タイプでネックウォーマーを外すと、襟元が寂しくなりがち。そんな時は肉厚なパーカーが大活躍。
フードで首元に溜りを作ることで体感温度も違うし、見ためも暖かな印象を与えてくれます。
上半身にボリュームを作りつつ、スキニーパンツで細身にまとめる。いわゆるYラインですかね。
パーカーをコーデに入れると良くも悪くもカジュアル感が増しますが、先程チェンジしたNulabel×AsicsのグレイのベルクロとYラインも相まって大人っぽくスマートに着こなせます。
ちょっとだけカラー遊びしたい衝動に駆られてしまい、目前に迫る春をイメージしてみました。
春だし少し軽さを出したいんだけど、実はまだまだ肌寒いんだよねって時に役立つコーデ。
お花見なんかで酔っ払いつつ料理こぼすみたいな・・・こんな時は防汚性能抜群のMOUTのハードシェルが一役買います。
ブラックとアイボリーのコントラスト、そして胸元のグリーンがアクセントになって、瞬殺で明るい印象を演出します
ケチャップつけちゃった、ワインこぼしたって焦るHicoの姿が目に浮かぶわ・・・
その他ギャラリー
<おまけ推し>まだあるお値段以上”MOUT”
おまけ推しも妥協しません。
リフレクター付きのブランド名が背面を彩ります。ブランド名をあしらってるだけではなく、リフレクター付きってあたりも、こだわりを感じます。
ましてや”MOUT RECON TAILOR”って。ブランド名知らないと一見何って意味か考えちゃう。。それがまた痺れます!
NIKEやTHE NORTH FACEとは違う魅力だね
“Shooting Bomber” の会は以上だね。次回MOUTの会は最終回です